



- 大阪バネ工業様について
- 自動車部品のコイルバネ、スプリングなどの製造・販売
- お話をお伺いした方
- 統括管理部 取締役部長 笠井 聡 様
生産本部 工場長 吉田 智史 様
営業部 経理部 情報システム課 吉村 香 様
生産部 生産一課 グループ A 非破壊検査技術者主任 西村 祐真 様
- お客様の課題
- OS終了に伴う旧システムの稼働限界
- アナログ管理の依存と膨大な集計工数
- 工場移転に伴う現場状況の把握困難
- 課題解決の成果
- 作業実績のデジタル化による「集計工数ゼロ」の実現
- リアルタイムのデータ連携による業務効率化
- 在庫・進捗の一元管理による「情報の見える化」
- ご利用モジュール
- UM工程進捗UM販売購買



※ この事例に記述した数字・事実はすべて、事例取材当時に発表されていた内容に基づきます。数字の一部は概数、およその数で記述している場合がございます。
大阪バネ工業株式会社(以下、大阪バネ工業)様は、自動車部品のコイルバネ、スプリングの製造販売を行っています。大型のバネを専門に製造されており、大型産業機械、大量輸送車両・自動車など、多業種にわたり多くの納品実績を重ねておられます。






今回、UM SaaS Cloudの導入プロジェクトリーダーである吉村 様、メンバーの笠井 様、吉田 様、西村 様にインタビューさせていただきました。
拠点分散とサポート終了がきっかけに
システム導入を検討し始めたきっかけは何ですか?
(吉村 様)従来の受発注システムはMicrosoft Access(以下、アクセス)で構築していました。
20年前から使用しているので、当時の開発担当者は既に退職しており、必要な機能はその都度継ぎ足す形で追加していましたが、以前からシステムとしての課題を感じていました。
また、以前は本社と工場が同じ拠点にあったため、不明点があれば直接現場に確認しに行くという運用が成り立っていました。
しかし、4年前に工場拠点を三重に移転したことで、直接的な情報伝達の手段が失われ、さらに課題が深刻になりました。
そんな中、Windows 10がサポート終了となり、これを機に基幹システムを刷新する必要が生まれました。
アナログ管理でデータが散在
導入前はどのような課題をお持ちでしたか?



(吉村 様)従来のアクセスは受発注システムとして利用していたため、業務に必要な機能が限定的でした。受発注の管理と製品の規格管理は行っていましたが、それ以外の機能がなく、実績管理などの業務は手書きやExcelを用いて個別に管理していました。
その結果、データの保管場所が散在し、必要な情報がすぐに見つけられなかったり、担当者が不在だと状況が分からないといった問題が頻発していました。
(吉田 様)システム上に業務を集約し、情報を一元管理する必要性を感じていました。
コンパクトで安心感があるシステム
UM SaaS Cloudを選んだ決め手を教えてください
(吉村 様)UM SaaS Cloudを選んだ決め手は、受発注、製造の進捗状況、在庫の管理といった業務が必要な分だけコンパクトにまとまっており、一元管理できる点です。
また、システムの中には、数年後にバージョンアップの追加料金がかかるものもありますが、UM SaaS Cloudはサブスクリプション型で随時更新されるため、長い目で見るとコストパフォーマンスが良いなと感じました。
多くのお客様を抱えているため、万が一の事態を想定し、Salesforce基盤というセキュリティ面での安心感も決め手の一つとなりました。



週10時間の集計がゼロに
導入後、どのような変化がありましたか?



(笠井 様)以前は、日報や作業実績の記録は紙やExcelで行っていましたが、現在はタブレットでUM SaaS Cloud上に入力する運用に変更しました。 登録内容がリアルタイムで反映されて、離れた本社でもすぐに確認できるようになったのがメリットです。
紙で作業実績を管理していた時は、紙を集めて、特に集計する作業に時間がかかっていました。従来は実績まわりの確認に週10時間ほど費やしていましたが、導入後は確認時間がゼロになり、大幅な業務効率化に繋がっています。
(西村 様)私の担当部分では、在庫管理の運用が改善されました。
以前はExcelで個人ごとにデータを管理していましたが、在庫管理が一元化されたことで同じ商品の同じデータを全員が見られるようになりました。各自が管理しているデータでは、同じ製品を指していても使用する言葉が異なるなど、在庫データを確認できても内容が分かりづらいという問題点があったので、在庫管理の改善は大きな成果だと考えています。
集計自動化で残業解消
生産現場以外でも、UM SaaS Cloud導入による変化はありましたか?
(吉村 様)営業部門では、会議のための残業時間が削減できました。以前は毎月の営業会議に先立ち、翌月に予測される数字は各営業担当者が共有ファイルに入力していました。Excelファイルは同時編集ができないため、一人ずつ順番待ちで入力しなければならず、この入力作業による残業が、社内データを集める上での大きな負担となっていました。
現在はレポート機能により、出荷予定日で集計し、担当者別・部門別で確定している正確なデータを確認できるようになりました。
さらに細かい点だと、これまで現場で使う備品の発注は紙の注文書で行っていました。しかし、書いてある文字が読みづらかったり判別できない場合は、発注担当者が本人に電話で確認を取り、数量や記載内容を確かめる作業が発生していました。これもシステム化したことで、承認から購買までを一括で行うフローを確立でき大幅な時間短縮に繋がりました。



データ活用と教育で社内全体への浸透を
UM SaaS Cloudの活用について、今後の展望をお聞かせください
(吉村 様)業務効率化に向け、システムのカスタマイズを行っていけたらと考えています。
具体的には、業務で切り分けて見ているデータを掛け合わせることで活用したり、フロー構築により人の手で行っている部分をシステム化していきたいです。
(西村 様)今後は、次の世代への教育にも力を入れていきたいと考えています。現状、社内のUM SaaS Cloudに関する不明点の対応が一時的に私に集中し、業務が属人化してしまっているという課題があります。これからは私以外のメンバーもUM SaaS Cloudを使いこなせるように教育を進め、属人化を解消していきたいと考えています。








