



- アイメックス様について
- レーザープリンタ・複写機用トナー・リサイクルトナーカートリッジ・関連部材の開発・製造
- お話をお伺いした方
- 導入プロジェクトチームの皆様
- お客様の課題
- 既存システムの硬直化
- 紙やExcelに依存したアナログな業務運用
- 情報のリアルタイム性の欠如
- 課題解決の成果
- Excel業務の削減とペーパーレス化の推進
- データの見える化による属人化の解消
- 現場へのタブレット導入でリアルタイム化
- ご利用モジュール
- UM工程進捗UM販売購買UMガントUM原価



※ この事例に記述した数字・事実はすべて、事例取材当時に発表されていた内容に基づきます。数字の一部は概数、およその数で記述している場合がございます。
株式会社アイメックス(以下、アイメックス)様は、プリンター用のトナー開発、製造、販売をされています。国内だけでなく、アメリカ・ヨーロッパにも拠点をお持ちのトナー総合メーカーです。






今回、UM SaaS Cloudの導入プロジェクトチームにインタビューさせていただきました。
高コストな大手基幹システムを刷新。多品種少量に最適化
システム導入を検討し始めたきっかけは何ですか?
元々は海外製の大手基幹システムを導入し、カスタマイズに多額の資金を投じましたが、改修コストなどが高く、結果としてシステムに手を付けられずにいました。業務改革を進めるにあたり柔軟にシステムを合わせられず、改善活動が行き詰まっていました。
当社は、トナーの総合メーカーを目指しており、そのため多種多様な製品を効率よく生産する必要があります。多品種少量生産に応じて、自社内の改善案を柔軟に反映したいというニーズから新しいシステムの導入を検討し始めました。
システムの硬直化と紙・Excelのアナログ運用
導入前はどのような課題をお持ちでしたか?
従来のシステムでは、多額の費用を投じて開発カスタマイズを行い、自社の業務フローに沿わせるようにシステムを構築しました。
しかし、カスタマイズのせいでシステムの構造が硬直化し、アップデートに難航していただけでなく、業務の流れを変えようにも、本来便利であるはずのシステムが逆に足かせとなり動けない状況に悩んでいました。
また、システムデータ入力のために、大量の紙やExcelがついて回るという課題もありました。
入力業務については、カスタム部分などが直せずに合理化が進んでいませんでした。例えば、現場では作業の進行状況を紙に書き、後で手入力するという入力の重複などから抜け出すことができませんでした。
FAXも廃止が難しく、月に50件ほどの注文書を紙ベースのFAXで送受信しており、コストも労力もかかっていました。
データ管理に使っていたExcelは、個人のパソコン内に保存され、それぞれが自分だけのデータ環境を作り上げていました。そのため、誰も触れることのできない属人的な業務の流れができてしまっていたことも大きな問題でした。



プロセス製造の要望に沿ったシステムを
UM SaaS Cloudを選んだ決め手を教えてください
選定にあたっては、候補となるシステムを当社の考える必要要件のウェイト付けによって評価しています。
「個数管理ではなく重量管理に対応しているか」「副産物や連産品の発生に対応しているか」などの当社生産に必須な要件を満たし、他の要件でも取りこぼしが少ないシステムがUM SaaS Cloudでした。例えば、海外のお客様が多いので、販売機能で海外通貨が扱えることも決め手の一つとなりました。
現場と進めた業務の改善。システムに合わせてわずか2ヶ月でExcel・FAXから脱却
システムを導入する際に、意識していることはありますか?
今回の導入にあたっては、発想を転換していこうという経営からの方針でスタートしました。
従来システムへの不満や不安を洗い出す作業の中で、現状の不具合を1つずつ直すよりも、「システムを柱にして仕事の流れを組み立て直すことの方が正解ではないか」という方針にたどり着きました。
現場からも、これまでのやり方をやめてより良いものになればという声が上がり、UM SaaS Cloudの標準機能に自社の業務を合わせていく方針を核に導入を進めました。



システムに合わせて業務を設計する中で、現場での操作性には重点を置いています。
タブレットの導入や、現場の声に基づいてUIを改善し入力負荷を下げ、長年の紙運用を解消しました。
成果として、約2ヶ月で発注関連はExcel依存から脱却できました。生産・購買間の連携やFAX注文のペーパーレス化を実現できたので、紙の消費が激しい棚卸し作業のデジタル化も視野に入ってきました。
PCからタブレットへ。物流現場のリアルタイムな在庫管理を実現
生産現場以外でも、UM SaaS Cloud導入による変化はありましたか?
従来のシステムはPCで操作するアプリケーションでしたが、UM SaaS Cloudではタブレットを使えるようになったのが大きな変化です。
特に物流の業務はリアルタイム性が非常に重要です。在庫と一緒にタブレットを持ち運び、その場で在庫移動の操作を行えるため、動かした在庫のデータをすぐに受け取った側が参照・利用できるようになりました。
「システムがお手本」になる環境へ。属人化を防ぎ、誰でもできる業務フローを構築
UM SaaS Cloudの活用について、今後の展望をお聞かせください



ここ半年間はシステムの立ち上げに全精力を注いできましたが、今後はギアを切り替え、本来の目的である業務の効率化に立ち返ってUM SaaS Cloudの機能を活用していく方針です。
まずは、業務の見える化の効果は大きいと考えています。例えば、初心者にシステム側が作業の流れや操作方法を教えてくれるような環境も構築できるのではないかと考えています。
システム上での見える化を基本にして、誰でもどこでも同じ仕事ができるようにすることで重複入力や、属人化を防ぎ、効率よく仕事が流れると期待しています。
見える化から予測のためのツールへ
将来は実績データの蓄積を土台にして、予測シミュレーションを行いたいと考えています。
多品種少量をグローバルに扱う当社の業態では、在庫・物流の最適化が有効と考えています。
UM SaaS Cloudでは、AIを活用して選択肢を広げ、業務効率化を加速できる可能性もあり、今後の応用に期待しています。
UM SaaS Cloudを核にしたシナプスイノベーションの展望を参考にシステム活用のイメージを膨らませています。


