情報DXコラム

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【失敗しない情シスのシステム選定①】基幹システムはオンプレとクラウドどちらを選ぶべき?

情シス担当者

営業からは『在庫状況をすぐ教えろ』と急かされ、現場には『PC入力なんて面倒だ、Excelと手書きで十分!』と突き返される毎日……。過去のシステム導入失敗のトラウマもあり、完全に板挟みです。

UMコンサル

中堅製造業の情シス担当者様からは、同じお悩みをよくお聞きします。『営業と工場の分断』や『現場のシステム操作への抵抗感(手書き文化からの脱却)』は、製造業のシステム導入における最大の壁ですよね。

情シス担当者

そうなんです。
おまけにサーバーの保守切れまで迫っており、ウチのような現場でもクラウドへ移行して本当に定着するのでしょうか?

UMコンサル

結論から言うと、情シスの保守負担をゼロにしつつ、営業と現場を『つなぐ』ために、クラウド移行は最適な選択肢です!
基幹システムにおける『オンプレミス』と『クラウド』のどちらを選ぶべきか、情シスの運用の観点から徹底解説させていただきます!

情シス担当者

それは心強いです!ぜひ詳しく教えてください!

本記事では、基幹システムにおける『オンプレミス』と『クラウド』のどちらを選ぶべきか、経営層や現場を説得するための具体的な材料も交えて徹底解説します。

目次

オンプレミスvsクラウド 情シスの「運用保守」はどう変わる?

オンプレミスvsクラウド 情シスの「運用保守」はどう変わる?

基幹システムをクラウド化(SaaS移行)する最大のメリットは、情シス部門が「物理サーバーの管理」というノンコア業務から完全に解放される点にあります。両者の運用負荷の違いを比較してみましょう。

比較項目オンプレミス(自社所有)クラウド(SaaS型)
サーバー管理・保守自社で対応(パーツ交換、障害時の復旧対応、バックアップ管理など)不要(ベンダー側のデータセンターで24時間365日一元管理)
アップデート対応自社で検証・適用(夜間や休日の出勤、業務停止の調整が必要)自動適用(ベンダー側で定期アップデート。常に最新機能が利用可能)
ハード保守切れ(更改)5〜7年ごとに発生(巨額の予算確保、リプレイス工数、データ移行リスク)発生しない(ハードウェアの概念自体がなく、永続的に利用可能)

このように、基幹システムのクラウド化を進めることで、情シスはトラブル対応やサーバー更改といった「現状維持のための業務」から脱却し、社内のDXを推進する「攻めのIT戦略」へとリソースをシフトできるようになります。

経営層と現場をハッとさせる「4つの危機的シチュエーション」

平時のコストや効率化だけでなく、「イレギュラーな事態」が起きた時こそ、オンプレミスとクラウドの差は残酷なほど明確になります。社内などの上申には、以下の「自社に明日起こるかもしれない危機」を添えることで、クラウド移行の必要性を強力に裏付けることができます。

  • 台風や大雪で交通機関が麻痺したとき
    オンプレミスの場合、情シスが危険を冒して出社するか業務を止めるかの二択です。クラウドであれば、自宅のPCから安全にアクセスし、完全にリモートで業務を継続できます。
  • 大規模停電が起きたとき
    自社にサーバーがある場合、予期せぬ停電はデータ破損の致命傷になります。クラウドであれば強固なデータセンターでデータは保護され、復旧後すぐに業務を再開できます。
  • 事業縮小に迫られたとき
    オンプレミスのサーバーは数千万円の「将来債務」として重くのしかかります。SaaS型のクラウドであれば、規模に合わせてライセンスを減らすだけで済むため財務的な負債リスクがありません。
  • 事務周りの採用ができないとき
    バックオフィスの採用難に対し、クラウド化による場所を選ばない入力体制の構築と、サーバーメンテナンスのゼロ化によって「人が増えなくても回る体制」を作ることが最大の対策となります。

情シスが押さえておくべき「クラウド移行」のよくある疑問・懸念

社内調整やベンダー選定の場で、経営層や現場から懸念されるポイントについて、具体的な解決策をあらかじめ用意しておきましょう。

懸念①クラウドで、うちの複雑な「標準原価計算」に対応できるのか?

「クラウド=定型業務のみ」というのは過去の話です。

例えば、製造業向けのSaaSである『UM SaaS Cloud』では、製造業に対応した「標準原価オプション」が用意されています。
賃金マスタ、単価マスタ、工程手配明細(標準工数)マスタをあらかじめ登録しておくことで、部品表(BOM)の処理を実行した際に、標準原価カードへの自動入力や各種実績原価レポートの出力までがクラウド上で完結します。
アドオンや個別カスタマイズに頼らずとも、標準機能の組み合わせで高度な原価管理を運用可能です。

懸念②現場から「今使っている帳票や実績レポートの書式が変わると困る」と言われないか?

システム刷新時に現場から最も噴出しやすいのが「帳票の見た目や出力項目が変わることへの抵抗感」です。これに対して情シスは、あらかじめ提供される標準の書式やレポートの種類を把握しておく必要があります。

例えば『UM SaaS Cloud』の標準原価オプション関連では、「標準原価カードマスタ レポート」「製造オーダー 実績原価レポート」「作業オーダー 実績原価レポート」などが標準帳票として最初から用意されています。
事前にベンダーが提供する帳票ユーザガイドを活用し、出力可能な項目やレイアウトを現場のキーマンとすり合わせておくことで、移行後の「現場の混乱」を未然に防ぐ理論武装が可能です。

懸念③自動アップデートは便利だが、万が一の不具合やトラブル時の情シスの負担は?

「オンプレミスの時は自分たちでアップデートのタイミングをコントロールできたが、クラウド(SaaS)だと勝手にシステムが更新され、予期せぬ不具合で現場が止まるのではないか」という点は、情シスにとって非常にリアルな恐怖です。実際、クラウドシステムでも定期アップデートのタイミングで、「特定のデータ移管時に一時的に在庫の不整合が生じる」といった不具合が稀に発生することがあります。しかし、ここでのオンプレミスとの最大の違いは「情シスが自分でパッチ当てや復旧バグ修正をしなくてよい」という点です。

ベンダー側が迅速に修正パッチやリカバリ用のバッチ処理を提供・適用するため、情シス側の実作業負担はほとんどありません。
情シスは、ベンダーからのアナウンスを元に「現場へ月次処理のタイミングを一時的にアナウンスする」といった交通整理役に徹するだけで済み、結果としてトラブル対応の工数は劇的に削減されます。

サーバー保守の「守り」から、DXの「攻め」へ

サーバー保守の「守り」から、DXの「攻め」へ

次回のサーバー保守切れを「また同じオンプレミスでの更新」で乗り切るか、それとも「クラウド運用への大転換」のチャンスと捉えるかで、今後5〜10年の情報システム部、ひいては会社全体の競争力は大きく変わります。
ハードウェア管理の負担をゼロにし、工場全体の効率化を牽引するパートナーとして、基幹システムのクラウド移行を検討してみてはいかがでしょうか。

「オンプレミスからクラウドへ移行したい」「UM SaaS Cloudについてより詳細な情報を知りたい」という方は、ぜひお気軽にUM SaaS Cloudの資料請求や以下のお問い合わせページよりご連絡ください。

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